居場所カフェでのタロット占い

ココカフェでのタロット占いを横から見ていて思ったこと。

タロットのいいところは、カードがアドバイスをしてくれるところだと思います。

目の前の人間からアドバイスされるとケッっと思ってしまうことでも、カードがアドバイスしてくれるとなるとケッと思わずに聞くことができます。というのもケッと思う相手もいないからです。アドバイスしているのはあくまで自分が引いたカードです。

しかもカードが示してくれるのは抽象的な方向性だけなので、具体的なことに落としていく過程で、自分自身の解釈が入ってきます。これがまたアドバイスの説教臭さを取り除いてくれるのでは?というところ。アドバイスに自分自身の操作可能性が入ってくることで、ちょうどいい具合のアドバイスに昇華され、腹落ちするのではないでしょうか。

と、このようなよくわからない話は横に置いておいて、それよりも先生がマイタロットを持参して、生徒と一緒に楽しめる場所にココカフェがなってきていることを嬉しく感じます。

授業・指導・学校行事、何にも特に関係のないタロットカードを数学の先生がカフェでやる。ここでの先生はセカンドプレイスではなくサードプレイスの人だと思います(高校生自身はどう思っているのかはわかりません。あくまで大人の意見ですが。)。先生と一緒にサードプレイスをやる。これはあそーとの目指している校内カフェのかたちです。