単純接触効果というものを聞いたことがありますか。
人や物事に何度も触れることで、その対象に親しみや良い印象を抱くようになる心理現象のことです。
カフェで信頼関係作りが進みやすいのは、何度も接触できるということが大きな要因です。
例えば、相談室で出会うとします。相談というものは何か解決したいものを真ん中に置いて始めることがほとんどで、問題解決への期待がまずあります。
そこでは、相談したけど”何も起きなかった”がマイナスとなってしまう場合があります。マイナスは相談から足を遠ざけ、関係性作りの機会を積み重ねることも叶いません。単純接触が増やせないんですよね。
しかし、カフェはどうでしょう。カフェに何かの期待を持ってくることはほとんどないはずです。強いて言えば、好きなお菓子とドリンクあるかな?邪見に扱われないかな?くらいでしょうか。
カフェでは”何も起きなかった”がマイナスに働かないのです。マイナスがないと、次の利用につながっていき、単純接触の機会が増えます。それが続くと、単純接触効果で関係性ができあがっていきます。
問題をあいだに挟んだ状態で出会わなくていい、というところが、カフェでは関係性が育ちやすい大きな要因だと考えています。





