居場所カフェを安心・安全の場所とするためには、高校生がとにかく省エネルギーで過ごせる場所にすることが必要であると考えています。
誰でもそうかと思いますが、人とコミュニケーションを行うときは多かれ少なかれ何かしらのエネルギーを使います。
例えば”私を見てください”に使うエネルギー。
カウンターにあるお菓子をわざと多めに取ってみたり、大きな声を出してみたり、関係のない人をわざわざイジったり、全部が全部そうではないにしても、どこかこちらのリアクションを引き出すためのわざとらしいコミュニケーションのように見えます。(きちんと相手のリアクションを伺うというのは人間関係のマナーの一つでもあると思いますが、それは少し横に置いておきます。)
こちらのリアクションを引き出すためのわざとらしいコミュニケーションに対して、きちんと意図をくみ取り、期待通りのリアクションを取る(きちんと注意する、同じようなテンションに合わせるetc)ことで、関係性の構築が進むことはあるでしょう。
ただ、そればかりだと、常にわざとらしいコミュニケーションを求めるような、暗のメッセージとなってしまわないでしょうか。
そこで必要なのが、薄いリアクションです。(薄いというか、いつも一緒、くらいの感じです。)これは高校生の期待通りのリアクションではなく、高校生の期待を裏切るコミュニケーションです。リアクションを引き出すためにわざとらしく大きな声を出したりお菓子をたくさん取ろうとしてみたのに、リアクションが薄い。目の前にいる大人は何も意図をくみ取ってくれていない。
でも、この積み重ねは、
わざわざエネルギーを使ってコミュニケーションをしても、特に何も狙わず気を抜いたコミュニケーションをしても、どっちもリアクションは同じ。
⇒そうなのだとしたら、気を抜いたコミュニケーション(=省エネルギー)でいいや。
⇒エネルギーを使わない場所だから、安心して過ごせる。
につながっていくのではないかと考えています。





